先発の巨人・田中将大=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、DeNA-巨人、4回戦、24日、横浜)盟友、並び立つ―。巨人・田中将大投手(37)が今季4度目の先発登板。坂本勇人内野手(37)が「6番・三塁」で8試合ぶりにスタメン出場し、今季初めて2人そろって先発出場した。兵庫・伊丹市で小学、中学の同級生。少年野球チーム「昆陽里タイガース」では6年間チームメートで、6年生時は坂本が投手、田中将が捕手でバッテリーを組んでいた。
DeNA対巨人のスターティングメンバー=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)高校は田中将が北海道・駒大苫小牧高、坂本が青森の光星学院(現八戸学院光星)高へと進学。卒業後、ともにドラフト1位でプロ入りした。若くして活躍し、球界を代表する選手へと成長。田中将は米大リーグにも挑戦し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や東京五輪など、日本代表でもともに戦った。
それぞれの場所で超一流となった2人がプロ19年目の昨季、田中将の巨人移籍によってプロ野球の世界でも同じ球団でプレーすることになった。同じユニホームを着て、右腕が日米通算200勝を達成した際、坂本が花束を贈呈し、抱き合ったシーンはファンの大きな感動を呼んだ。
田中将は坂本の存在について「まさか少年野球を一緒にやっていたチームメートが、まだ現役でいて、いろんな数字を積み重ねてくることができた。なかなかない、すごいこと」と語っていた。特別な仲間とともに、20年目の今季も奮闘する。(浜浦日向)