三回、適時打を放った東大・荒井慶斗(撮影・田村亮介) 東京六大学野球春季リーグ第2週第2日(19日、早大2-2東大=九回打ち切り、神宮)東大が引き分け、3戦目に持ち込んだ。
4番・荒井慶斗外野手(3年、宇都宮高)が2安打2打点と奮起した。「引き分けには持ち込めたけど、いま一歩勝ちきれない。チャンスは何度もあったけど勝ちきれないというところで、まだまだ力不足だなと思っているけど、(勝てそうな)光明は見えたかな」と一定の手応えをにじませた。
一回2死二塁で左翼へ先制の適時二塁打を放てば、三回にも中前へ追加点となるタイムリーをマークした。先発した早大の左腕、宮城の対策として事前にVR(仮想現実)の器具を使ったイメージトレーニングに取り組んでおり、「対策してきたことが生きたかな」とうなずいた。
チームは荒井の活躍で三回までに2点のリードを奪ったが、中盤に同点に追いつかれた。それでも投手陣が粘って3戦目に望みをつないだ。
勝利すれば2010年の秋以来、16年ぶりの早大戦勝利だったが、お預けに。4番を打つ荒井は金星へ「安打じゃなくてもチャンスでしっかり走者をかえせる打撃ができるように」と仕切り直した。