投手交代を告げてマウンドからベンチに戻るヤクルト・池山隆寛監督(撮影・林俊志) (セ・リーグ、阪神9-3ヤクルト、1回戦、阪神1勝、7日、甲子園)4失策と守備のミスが続き、流れを相手に明け渡した。敵地甲子園で逆転負け。ヤクルト・池山隆寛監督(60)はいずれも得点につながった野手陣の失策に「ライアン(先発の小川)の足を引っ張ってしまって申し訳なかった」と唇をかんだ。
1-0の四回2死一、二塁。正面のゴロを二塁手・伊藤がトンネルし、同点とされた。続く五回1死二塁では、左翼線への飛球を左翼手・サンタナが追いついていたが、痛恨の落球。中野の右犠飛で勝ち越しを許すと、森下には2ランを被弾し、この回4失点を喫した。
相手先発の才木に、8イニングでセ・リーグタイ記録の16三振を奪われた。「ようさん三振したね。真っすぐを狙いに行って前に飛ばなかった。本格派の真っすぐに対策を練っても、これだけ三振した」と脱帽した池山監督。1試合18三振(9イニングまで)は、前身を含め球団ワーストタイ記録となった。
開幕から7勝1敗と好スタートを切ったが、昨季王者で2位の阪神に敗れて首位攻防戦の初戦を落とした。熱狂的な阪神ファンの大声援に「それが甲子園。お客さんが待ちに待った甲子園開幕で、あの応援はすごかった」と兵庫・尼崎市出身の指揮官。「また明日から、しっかり向き合いながらやっていかないといけない」と前を向いた。(原田優介)