日本では初のゲーム主将を務めるBR東京戦へ闘志を燃やす神戸FLアーディ・サベア=3日、神戸市東灘区(撮影・月僧正弥) ラグビー・リーグワン1部の神戸は3日、第14節のBR東京戦(5日、秩父宮)に向け、神戸市内で練習した。出場メンバーも発表し、ニュージーランド(NZ)代表キャップ106のFLアーディ・サベア(32)がリーグワン出場29試合目で初めてゲーム主将を務める。チームは現在11勝2敗の勝ち点52で3位。首位浮上へ「いつも通りの自分の仕事をやるだけ」と短い言葉に必勝への思いを込めた。
2023年のワールドラグビー年間最優秀選手(MVP)のサベアは日本では23-24年シーズン、さらに1年を挟んで今季からの2シーズン、神戸でプレー。圧巻のパワーと運動量でチームの攻守の中心となってきた。NZ代表でもゲーム主将を務めるなど優れたリーダーシップもあり、LOブロディ・レタリック、SO李承信の両共同主将がリザーブに回るBR東京戦ではゲーム主将を任されることになった。
「『特別』『光栄』という言葉が思い浮かぶ。(ゲーム主将として)チームを任されるということは看板を背負ってチームや会社、ファンの人たちをリードする立場になり、その責任を重く受け止めている。良い仕事をしたい」と強い覚悟を示した。
今季の神戸は第11節で首位に浮上したが、第12節で横浜に敗れて連勝が10で止まり、わずか1週間でその座から陥落。続く第13節の静岡戦は快勝し、すでにレギュラーシーズンの6位以内が出場するプレーオフ進出は決定している。
デイブ・レニー・ヘッドコーチは「どの試合も重要であり、リコー(BR東京)は強敵」とした上で、「チームのベストな選手たちがプレーオフの瞬間、最高のパフォーマンスを出せる状態に持っていくことも重要。チームの層の厚さにも自信がある」として元NZ代表で今季は全試合に出場し、リーグトップの14トライを挙げている34歳のレタリック、日本代表SOでもある司令塔の李承信をベンチスタートとする理由を説明した。