オリックス先発・山下舜平大 =京セラドーム大阪(撮影・榎本雅弘) (オープン戦、オリックス2-0広島、4日、京セラ)人工芝が8年ぶりに張り替えられた京セラドームの先発マウンドに、オリックス・山下が上がった。今季のオープン戦初登板で5回を3安打無失点。最速155キロを計測した直球に加え、新球カットボールへの手応えを得た。
「全体的にうまくまとまっていたかなと思います。マウンドの感じとあまり試せなかったフォークだったり、カットボールだったりが、どんな感じかなと確認しました」
一回2死から二、三塁とピンチを迎えるが、秋山を153キロ直球で空振り三振。三回以降は3イニング連続三者凡退と好投した。秋山ら左打者の内角に習得中のカットボールを投じ「左打者の内に投げたボールはかなりよかった」と好感触だ。
近年は故障に悩まされており、昨季も腰のコンディション不良の影響で4試合の登板にとどまった。しかし、登板すれば1勝0敗1ホールド、防御率1・25と実力は明らか。故障なくシーズン完走を目標に掲げている。
2023年以来、自身2度目となる開幕投手にも意欲。「いつ託されてもいいように準備する」と力を込めた。未完の大器が今年こそ、満開の花を咲かせる。(西垣戸理大)