JLPGAツアー選手権リコー杯第2日(28日、宮崎・宮崎CC=6543ヤード、パー72)13位から出た穴井詩(38)=GOLF5=が1イーグル、5バーディー、2ボギーの67で回り、通算6アンダーで単独首位に浮上した。69の鈴木愛(31)=セールスフォース、72の岩井明愛(23)=Honda=が通算5アンダーで1打差の2位。71の岩井千怜(23)=Honda、72の古江彩佳(25)=富士通=が通算4アンダーの4位で追っている。
今季最終戦で、日本ツアーのベテラン勢が存在感をみせつけた。穴井は1番(パー4)で残り106ヤードからチップインイーグル。「ラッキーだった」と波に乗り、5バーディーを量産した。
ツアー通算6勝の38歳。今大会は初出場の2014年にプレーオフでテレサ・ルー(台湾)に敗れた2位が最高だ。「今年はラフに着弾すると全然前に行かない。今日は上出来すぎる。けがをしないようなマネジメントができるようになった」と熟練の技で国内メジャー初制覇を目指す。
賞金女王2度の鈴木は「めっちゃ難しすぎる」と悲鳴を上げながら、2位につけた。11番(パー5)で1打目を右に曲げ、「OBギリギリ。林の中から打ったら3メートルについた」と3連続バーディー。今大会は岩井姉妹や古江ら米ツアー組6人が出場しており、「アメリカで活躍している子たちが出ているからレベルも上がるので、この位置で戦えることはすごく自信になる。そういう子に勝てると、気持ちよく1年間を終われる」と闘志を燃やす。
12月はイベントなどの仕事が詰まっているが「なにわ男子の1月の東京ドーム(ライブチケット)が当たった。それが一番」と鈴木。有終の美を飾り、オフに向かう。(塚沢健太郎)
♥2バーディー、2ボギーの72で4位の古江彩佳 「イーブンで終われたのはよかった。うまく耐えられた」