表彰式であいさつする中日・落合英二2軍監督と巨人・桑田真澄2軍監督(撮影・渋井君夫) (ファーム日本選手権、巨人3-16中日、4日、サンマリン宮崎)イースタン・リーグ優勝の巨人は4日、ファーム日本選手権(サンマリン宮崎)でウエスタン・リーグ覇者の中日に3―16で大敗。桑田真澄2軍監督(57)は「ボコボコにやられてしまいました。守備も走塁も打撃もピッチングも、いいところを出せずに終わってしまった。残念で悔しいですけど、これが勝負の世界の残酷さだと思う」と肩を落とした。
育成2年目右腕の園田が先発し、二回に連続適時打を浴び3失点。その後も登板した5投手のうち4人が失点し、計16安打の猛攻を受けた。打線は八回まで無得点に封じられたが、九回に長野の右前打を皮切りに3安打3四球で3得点。指揮官は「さすがです。今年は2軍で後輩たちの模範となり、いろんな指導もしてくれた」とベテランをたたえた。
大敗の中でも、未来を担うヤングGが輝いた。D3位・荒巻(上武大)が「9番・一塁」で先発し、右へ左へマルチ安打。「個人としてはよかった」とした一方で、「チームとしては負けたので悔しい」と唇をかんだ。大敗は若手選手にとって苦い経験となったが、桑田監督は「次に生かすしかない。秋のキャンプ、来年へ向けていい反省材料が出た」と前を向いた。(原田優介)