パドレス戦の3回、死球を受け、痛がるドジャース・大谷=ロサンゼルス(ロイター) ドジャース8-6パドレス(17日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)は「1番・DH」でフル出場し、三回に〝報復〟死球を受けるなど4打数無安打、4三振だった。今季初の1試合4三振で、打率は・296。パドレスの松井裕樹投手(29)は3-6の六回無死一、二塁から3番手で1回を投げ、2点二塁打を許して1安打無失点、2三振1敬遠だった。防御率は3・03。ドジャースはロバーツ監督が退場となった乱戦を制し、4連勝を飾った。
663日ぶりに投打「二刀流」で復帰した一戦から一夜明け、大谷はフル出場したものの、4三振と振るわなかった。三回には自身の死球をめぐり、警告試合が宣告され、ロバーツ監督が退場処分を受けるなど大荒れの試合になった。
1点を先制されて、一回の打席に入った大谷。今季3勝の右腕バスケスと対戦し、カウント1-2から内角低めの落差の大きいカーブを振らされて、三振だった。
2-3の三回1死で回った大谷の第2打席は、1ボールから93・8マイル(約151キロ)直球が右太もも裏を直撃して、今季2個目の死球で出塁した。大谷は大きな声を上げながら右脚を引きずったが、何度もうなずきながら一塁へ歩いた。一塁手アラエスとは言葉を交わして笑みを浮かべ、大事には至らなかったもよう。
パドレス戦の3回、審判に抗議するドジャース・ロバーツ監督(右)。この後退場処分を受けた=ロサンゼルス(ロイター)ただ、三回にド軍はパ軍のタティスに死球を与えており、その報復としてとらえられて不穏な空気に。審判団の協議により警告試合が宣告され、これに猛抗議したロバーツ監督が退場処分となり、球場内は騒然となった。
試合が再開され、2死後、3番フリーマンの右前打で大谷は二進。一、二塁となったが、4番スミスが中飛に倒れた。
四回に7番パヘスの2本塁打目となる15号ソロで3-3の同点となり、五回1死で回った大谷の第3打席。カウント2-2から内角低めの「スイーパー」と呼ばれる横に大きく曲がるスライダーに体勢を崩されて、空振り三振だった。第1打席と同じような軌道のボールに対応することができなかった。
六回にスミスの7号2ランとパヘスの左前適時打で6-3と勝ち越して、なお無死一、二塁となったところで、パ軍は松井が3番手で登板。ド軍は代打のE・ヘルナンデスを送り、初球が暴投になり、二、三塁。E・ヘルナンデスは遊直に倒れたが、9番エドマンが左中間へ2点二塁打。
8-3とリードを広げ、1死二塁で大谷が第4打席を迎え、松井と今季3度目の対戦。カウント1-2から真ん中内寄りの92・6マイル(約149キロ)直球に空振り三振だった。続く2番ベッツは申告敬遠で2死一、二塁となったが、3番フリーマンが見逃し三振に倒れた。
8-6の八回1死一、二塁の好機で迎えた第5打席は、代わったばかりの6番手左腕モレホンと対戦。カウント2-2から99・8マイル(約160・6キロ)直球が内角低めいっぱいに決まり、見逃し三振。エンゼルスに所属していた2022年9月7日以来の1試合4三振を喫した。ベッツも一ゴロに倒れ、ド軍は無得点に終わった。