ドジャース6―3パドレス(16日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)がパドレス戦に「1番・投手兼DH」で出場。一回表にマウンドに上がり、1回2安打1失点。術後最速を5キロ上回る100・2マイル(約161・2キロ)を計測した。打席では2度の適時打を含む4打数2安打2打点の活躍で、投手・大谷の663日ぶり復帰とパドレスとの首位攻防4連戦の初戦を白星で飾った。
大谷は開始40分前にウオーミングアップでグラウンドに姿を現すとファンから大歓声。先頭のタティスには直球で詰まらせるも中前打。続く初球がワイルドピッチとなり、二進。アラエズへの4球目がこの日最速で、6球目のツーシームを中前に運ばれた。マチャドにはカウント1―2からのスイーパーでハーフスイングとしたが、判定はノースイング。6球目を中犠飛とされ、先制を許した。シーツは直球で二ゴロ、ボガーツはツーシームで三ゴロとし、イニングを完了した。
全28球を投げスイーパー10球、直球9球、ツーシームが8球、スプリットが1球だった。直球の平均球速は99・1マイル(約159・4キロ)とアドレナリン全開だった。
打席では一回は空振り三振に倒れるも0―1の三回2死三塁では左中間への適時二塁打を放ち、失点を取り返した。4―2の四回2死一、二塁では右前適時打を放ち、加点。リアル二刀流の活躍で球場は大熱狂に包まれた。
ロバーツ監督は試合前に「彼自身がこの登板を望んだ。相手はパドレスで同地区のライバル。そこに登板をぶつけるというのは彼の闘争心を物語っていると思う」と興奮した様子で話していた。投手の登板は2023年8月23日レッズ戦以来、663日ぶり。MLB公式はナ・リーグで投手と先頭打者で出場するのは1900年ジム・ジョーンズと53年アルビン・ダーク以来、3人目で72年ぶりと伝えた。