試合前にキャッチボールをこなすドジャース・大谷翔平(横山尚杜撮影) ドジャース―ジャイアンツ(15日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日午前11時10分開始)のパドレス戦で投手復帰することが決定した。球団が試合後に発表した。大谷のメジャー登板は2023年8月23日以来、663日ぶりとなる。
7月15日(同16日)のオールスター以降に予定されていた復帰が大幅な前倒しとなった舞台裏を、試合後にロバーツ監督が明かした。まず「今回は通常の先発投手の段階的な調整は必要ないというのが大きな要因。同じプロセスを続けるとむしろ体の負担が大きくなってしまう」と説明。大谷は二刀流登録のため13人の投手枠を使わず起用可能で、1イニングの登板でも投手陣の負荷を減らすことができる。また、ライブBP(実戦形式の打撃練習)のイニング数が伸び、その後の試合で打者として出場すると体の負荷が大きくなると説明した。
さらに「1、2イニングを投げられる準備ができている状態で、実戦で調整していく方がいいという判断もある。1週間前にはもう1回ライブBPをして4イニングを目指そうという話もしていた。ただ、その後の対話した彼の自信も踏まえて『よしいこう』という話になった」と転機を明かした。
フリードマン編成本部長、チームドクターを務め、大谷の右肘手術を執刀したエラトロッシュ医師、メディカルスタッフ、投手コーチとも話し合いを重ね、「ライブBPはもう十分という段階で、効果が薄れてきているという感じもある。要はメジャーで投げる準備が整っているということ。本人もその意思を示していた」と大谷を含め、リハビリを進行してきたスタッフの満場一致で電撃復帰が決まった。