優勝した早大は主将の小沢周平を胴上げ (撮影・高橋朋彦) 東京六大学春季リーグ優勝決定戦(4日、明大5-6早大、神宮)早大が明大を6―5で下し、3季連続49度目の優勝を決めた。主将の小沢周平内野手(4年、健大高崎高)が2安打2得点で勝利に貢献。「重圧は多少感じていた」と重責を果たしてうれし涙を流した。9日開幕の全日本大学選手権に出場する。
重圧から解き放たれた主将が仲間たちの手で5度神宮の空に舞った。早大・小沢周平主将が「3番・二塁」で先発。2安打2得点と活躍し、3季連続49度目の優勝を果たした。
「(3連覇への)重圧は多少感じていた。自分の人生史上一番うれしかった」。 今春途中から六大学でも使用が認められた「魚雷バット」を一番初めに使用したのは小沢だった。自身の打撃にさらなる磨きをかけるため変化をいとわない姿勢で、打率は自己最高となる・377(53打数20安打)。中軸を担うなか、結果でも背番号10の背中を示し、魚雷バットは「合っていました」とうなずいた。
この試合、一塁側ベンチのホワイトボードに記されていた「怒濤(どとう)の5連勝」。5月19日の明大2回戦でエース・伊藤樹が史上25人目の無安打無得点試合を達成してから潮目が変わりリーグ戦を4連勝。2季連続となった早明優勝決定戦も制して、5連勝でV3を達成した。
「1つも落とせないプレッシャーの中で、いい雰囲気で練習もできていた。絶対勝てると信じてやっていた」。天皇杯を手にした小沢の表情は晴れやかだった。