延長十回、牧が決勝の3ランを放ち、感情を爆発させた(撮影・荒木孝雄) 怒りの一発だ!! DeNAは1日、ヤクルト4回戦(神宮)に延長十回の末、3-0で勝利した。4番に座る牧秀悟内野手(27)が、十回の第5打席で決勝の右越え4号3ラン。八回の第4打席で死球を受けており、気持ちをぶつけた一発で均衡を破った。チームは今季5度目の延長戦を初めて制し、2カード連続の勝ち越し。ゴールデンウイークは4勝1敗とした。
十回、DeNA・牧秀悟が右越え3点本塁打を放つ=神宮球場(撮影・荒木孝雄)黙ったままではいられない。闘志に薪をくべられた牧が、沸き立つ感情をプレーにぶつけた。両軍ゼロ行進で迎えた延長十回。鮮やかな4号3ランで均衡を破り、試合を決めた。紅潮した表情で値千金の一発を振り返った。
「最高だった。ピッチャーがゼロで抑えてくれて、向こうに流れを持っていかせなかったから、ああいうふうに打てた」
十回は2死から蝦名が遊撃内野安打で出塁し、続く度会が中前打で一、三塁と好機を広げた。ここでヤクルトは小沢からバウマンに継投。牧は代わりばなの対戦にも動じず、外角高めに浮いた153キロの直球を逃さなかった。右翼席への着弾を確認すると、手をたたいて雄たけびを上げた。
珍しく激高したのは八回だった。田口の変化球が右膝付近に当たり、思わず感情を露わにマウンドをにらんだ。同一カード3連戦の初戦だった4月29日にもランバートから死球を受けており、最近4試合で3死球。怒りを抑えられなかった。