ドジャース12-7マーリンズ(30日、ロサンゼルス=横山尚杜)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)はマーリンズ戦に「1番・DH」で出場し、八回に5試合連続安打となる中越え三塁打を放って4打数1安打、3得点1盗塁だった。直近5試合は打率・421(19打数8安打)と復調し、メジャートップの得点数を32に伸ばした。ロバーツ監督は「スーパースターであるのには理由がある」と称賛。チームは12―7で勝ち、連勝を5に伸ばした。
〝パパ1号〟を放った前夜の試合終了から14時間後のプレーボール。だが、今の大谷に睡眠欠乏は悪影響を与えない。9―3の八回。第1子が誕生した新生活を「幸せな寝不足」と語った大谷が、泳ぎながらも中堅フェンス直撃の三塁打。快足を飛ばして悠々と三塁を陥れた。
「打線全員の重圧が軽減される。彼らがスーパースターであるのには理由がある。その実績を背負って契約し、自らその立場にいる」
大谷だけでなくベッツ、フリーマンも含めた「MVPトリオ」がそろって短期間で不振から脱却。ロバーツ監督は看板打者が与える影響力を改めて強調した。大谷は三回に投ゴロで併殺崩れの間に一走となり、今季9個目の盗塁となる二盗に成功。ベッツの適時打で生還し、メジャー最速で30得点に到達した。六回も四球で出塁し、ベッツの適時三塁打で生還。八回も暴投で三たび本塁を踏み、今季2度目の1試合3得点で得点を32まで伸ばした。
産休制度「父親リスト」から復帰後は4試合で打率・125(16打数2安打)と状態が下降したが、直近5試合で打率・421(19打数8安打)、1本塁打、9得点。OPS(出塁率+長打率)は1・507と復調した。昨季までド軍の一塁ベースコーチを務めたマーリンズのマッカロー監督は「彼は特別な才能の持ち主。敵目線から見ると今までほど楽しくはない」と苦笑いを浮かべるしかなかった。
チームは5連勝で今季最多の貯金11。ナ・リーグ西地区首位で4月を終えた。大谷の4月を終えて7本塁打は、本塁打王に輝いた過去2年と同じ。9盗塁はメジャー8年目で最も多い。2日からは敵地10連戦が控える。「ホームにいるうちには僕がいますけど、ロード(敵地)はいないのでそこはちょっと気がかり」と妻・真美子さんと生まれたばかりの第1子の長女が気になって仕方ない大谷だが、子供の成長を励みにハードな連戦を乗り切る。
■3日に敵地でブルペン濃厚
ナイター後のデーゲームだったこともあり、大谷は投手調整の一環であるキャッチボールを試合前に行わなかった。ロバーツ監督は「おそらく早い時間帯の試合だったからだと思う」と説明。「土曜日(5月3日)にアトランタでブルペンに入ると思っている」とした。大谷は3月下旬に投手復帰へのプログラムを再開以降、7度ブルペンに入っている。