一回、2ランを放つ阪神・佐藤輝明=マツダスタジアム(撮影・根本成) (セ・リーグ、広島0-4阪神、1回戦、阪神1勝、28日、マツダ)Vへの号砲や! プロ野球は28日、レギュラーシーズンが開幕した。阪神は敵地で広島と対戦し、4-0の零封勝ち。一回1死一塁で3番・佐藤輝明内野手(26)が12球団最速弾となる先制2ランを右越えに放った。藤川監督からキーマンに指名されていた中で一発回答。球団創設90周年。2年ぶりのリーグ優勝&日本一に向けたドラマがいよいよ始まった!
開始わずか5分だった。広島の空に、日本で最初に大歓声がこだました。新3番・佐藤輝が、打球の行方を見つめてゆっくりと歩き出す。今年の1打席目で見せた覚悟。藤川阪神が頂点に挑む一年が始まった。
「開幕戦で打ちたいなと思っていたところがあった。一番いい形で、いい結果になってよかった。うれしかったです」
新監督の初陣を決めたのは27日にキーマンに指名された男だった。一回1死一塁。先発・森下のチェンジアップを、完璧に仕留め、打った瞬間に確信する大飛球を右翼スタンドへ放り込んだ。
12球団最速の一発。開幕戦でのアーチは自身5年目で初となり、阪神では2022年の糸井嘉男以来。一回、日本選手に限定すれば1977年の掛布雅之の満塁弾以来48年ぶりとなった。球団創設90周年。背番号8が虎道に名を刻んでみせた。