阪神4番手の工藤泰成=京セラドーム大阪(撮影・水島啓輔) (オープン戦、阪神ーオリックス、22日、京セラ)2-3の八回に4番手で登板した育成D1位・工藤泰成投手(23)=四国IL徳島=が1回を1安打無失点に抑えた。
工藤の名前がコールされると場内からは大きな歓声が湧いた。先頭の広岡を直球で二ゴロに仕留めるも、1死から代打ディアスにフォークボールを左前に運ばれて出塁を許す。ここで右腕はギアを上げ、続く頓宮への初球はプロ入り後最速タイとなる158キロを計測。ストレートの四球を与え、1死一、二塁とピンチを招いたが、山中を二ゴロ、杉本をフォークボールで空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。
これで今春実戦9試合で無失点。力強い直球とキレのある変化球を武器に高い奪三振率を誇っている。育成から支配下になったばかりの新戦力右腕が、開幕に向けて結果を残し続けている。