1972年ミュンヘン五輪の金メダルを手に、国際体操殿堂入りを喜ぶ中山彰規さん=2005年2月、愛知県豊田市 体操ニッポンの黄金時代を支えた名選手で、1968年メキシコ、72年ミュンヘン両五輪で計6個の金メダルを獲得した中山彰規(なかやま・あきのり)さんが9日午後8時30分、胃がんのため死去した。82歳。名古屋市出身。葬儀は近親者で行った。日本体操協会が17日に明らかにした。
初出場だったメキシコ五輪で日本の団体総合制覇に貢献し、個人総合で銅メダル。種目別はつり輪、平行棒、鉄棒を制し、1日で3個の金メダルに輝いた。床運動の「銀」も含めて1大会で6個のメダルを量産した。団体総合と種目別つり輪で連覇を果たしたミュンヘンでは、五輪の獲得メダルを計10個に伸ばした。
つり輪などで「ナカヤマ」と命名された新技に成功。世界選手権では計7個の金メダルを手にした。2005年に国際体操殿堂入りし、中京大で名誉教授を務めた。