今年1月の箱根駅伝で8度目の総合優勝を飾った青学大が1日、今秋の世界選手権(東京)と聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」の開催に向け「レッツ青トレ!ランニング教室with青学駅伝部」を東京・武蔵野陸上競技場で行った。イベントに参加した原晋監督は「今日はデフの子たちにもたくさん参加していただき、平等なタイムトライアルができて共生社会の一つを担えたと思う。私は地球社会共生学部の教授として学問に取り組ませていただいているが、現場で共生社会の一つに寄与することができてうれしい」と感想を語った。
2日には東京マラソンでは箱根駅伝4区区間賞で優勝に貢献した太田蒼生(4年)がフルマラソンに初挑戦する予定。太田は2月の退寮以降、原監督の指導を離れ、GMOインターネットグループ所属のプロランナーとしての道を歩み始めた。教え子の挑戦を前に原監督は「彼は魔法がかかった走りをすると思う。4年間彼を指導した中の貯金はあるし、彼は指導者の想定を超える神がかった走りを箱根でも何度も行っている。世界ナンバーワンの選手と戦ってほしい。それで実力差を感じることもあるかと思うが、それが彼の成長の一歩になる。その先にあるオリンピックの第一歩のレースになる。せこいレースはしてほしくない。失敗してもいいからどんどん思い切ったレースをしてほしい」とエール。先月27日のイベントでは太田が東京マラソンで優勝したら「ハワイでもヨーロッパでも、世界一周でもどこでも連れて行ってあげますよ」と約束していたが、この日は「東京マラソンはそんなに甘いものではないが、それだけの価値がある大会。優勝したあかつきには世界一周でも二周でも三周でもご褒美にします」と〝ご褒美〟を上方修正した。