阪神・岡田彰布前監督(66)の「オーナー付顧問」への就任が6日、発表された。契約期間は3年。大阪市内の阪神電鉄本社で杉山健博オーナー(65)との会談後、取材に応じた。CSファーストSで敗退した10月13日以来の「岡田トーク」は以下の通り。
ーーどうチームを支えていきたい
「キャンプとか行ったら話す機会とかあると思うから。相談とかわからんこともあると思うから。初めてのそういうアレやから。2年間見てきた自分の総合的判断っていうかな、その選手に対しての。そういうアドバイスはできるし。そういう風に話をしていく感じやろな」
ーーキャンプはいつから何日間くらい
「8日からワンクールくらいや」
ーー藤川監督になってからの報道も見ている
「見てるっていうか、新聞とか、そんなんは見てるけど」
ーー思うことは
「思うっていうか、まだまだ長いでと思うけどな。慌てるというか、判断は先やからっていうのがな。その日その日の判断やなしにな、おーん。長い目っていうか、やっぱり3月の一番大事な時期にベストな形で持っていくというかな。チーム編成も変わるかもわかれへんけど。もっと長い目で見た方がええというかな。今日はよかったけど明日はアカンようになるとかの繰り返しやからな。練習の中では一喜一憂する必要ないというか」
ーー監督は構えていたらいい
「そんなん、今から考えとったら体もつかいな。まだ11月やのに」
ーー外から見るのは少し違う
「最終的には結果やからな。勝負はシーズン入って、グラウンドでな、どんだけ選手が力出すかいうので、その持って行き方で、どないして持って行くかやからな。わかれへんわけやから今は。ある程度、自分の思い描いている形は作って入らなアカンわな。今年のDeNAでもやる度に強くなったとかな。それは勝敗の結果であって、やっぱり最初からある程度強いチームを作っとかなアカンって。俺はそういうことを思うよ」
ーーそれは言っていく
「そうそう。ある程度勝てる戦力は作ってスタートしないと。それよりもシーズンで勝ち負けによって、力をつけていくいうのはあるかも分からんけど、なあ、最初のスタートはやっぱり、選手も首脳陣もある程度いけるという確信を持ってスタートするのが一番と思う。選手も今年は行けそうやという雰囲気というか、ムードを持って、そういう気持ちの中でスタートせなアカンと思うよ」
ーー藤川監督も前任者が日本一になったプレッシャーがあると思うが
「プレッシャーというか、勝ち負けつくわけやけど、勝てるチームを作ってスタートすることよ。そら全然あかんのに、優勝、優勝言ってもしゃあないやん」
ーー藤川監督は就任会見で電話されたと言っていた
「監督やりますという話やったよ。そんなもん電話でそんなにたいそうな話はでけへん」
ーーキャンプではどういうところを見てみたい
「ある程度チームは分かっているからさあ。新しい選手とかもいてないし。結局はこの秋は個々の、もうワンランク、ツーランク、レベルを上げるというかな、個人の練習になると思うからな。みんなの自覚よな。コーチとか代わっても、やることはそんなないって、これ以上変わったことはでけへんって。みんな野球やってきて、いろんな練習してきてな、これが新しい練習方法ってあらへんって。やっぱり継続よ。積み重ねができる選手は来年2月勝ち残るんちゃう? 安心してしもたらアカン」
ーーオーナー付顧問はこれまでとは違う役職。窮屈か
「そんなんないない。いろんなことをやっても別に制限はある程度ないけど。野球以外のことをやるつもりもないし。そんなんしんどいわ。解説とかは、ちょこちょこやるかも分からんけど。それは単発で話してもしゃあない。シーズン長いからのお。継続やからな。最終的に勝てばええんよ」
ーー現場で選手への指導は
「しないしない。指導なんかせえへん。指導料もろうてへんもん。〝口代〟はもろうてるけど」
ーー佐藤輝や中野も秋季キャンプで練習
「それが普通よ。あのぐらいなら普通は今までならずっと秋季キャンプ出とったよ。30ぐらいかな、昔の感覚的に免除なるんは。30近くになって本当に2年、3年レギュラーポジションで引っ張って、ほとんど1年間フルで戦った人は免除やけど。感覚的には秋はだいたいそうよ」
ーーそれぐら秋は大切
「本人も当然、納得してないだろうし、今年の成績、今までのプロとしての成績も納得していない。もうちょっとやれるという意識があるんだったら当然、この時期はあのクラスなら自分なりに足りないこと、やりたいことができるから一番、いい時期じゃないかな。2月はできへんで。2月は全体的な練習になってきてな。2月も実戦、紅白とか早いやろ。秋に紅白戦なんか俺は、全然意味ないと思うけどな。俺は意味ないと思うで。何を評価すんの? 2月になったら忘れてるよ」
ーー紅白戦はファンサービスの意味もある
「体ができてるから、この時期は練習はできるんよな。俺はなんで実戦しなかって言ったら、俺らは楽やから。見てるだけ楽やん。コーチ楽させたらアカンから。そんな楽なことないよな。ここで結果が出たから開幕使ってくれるかいうたら、忘れてるわけやから、はっきり言うてな。2月なんて忘れてるやろう。ここで打ったからいうて、2月キャンプ抜てきするとかな。そういう問題やないからな。1、2軍っていうのはあるわけやから、人数的なもんもな。その辺はシビアになってくるからな。今1、2軍も両方沖縄におるからな。合流しやすいかもわからんけど」
ーーシーズンが始まれば、ホームなら足を運ぶ予定
「そんなん全然決めてないよ。いや、別に。ビジターも行くよ。あいさつ回りもあるし。(沖縄も)いや、行くよ、そら」
ーー秋のキャンプからは禁煙
「もう辞めたよ、お前。たばこなんか1カ月辞めているよ。持ってないよ。もう1カ月辞めたで。球児が家に来た時にお前、俺も禁煙したからって言うたよ」
ーー禁煙したからチームも
「違う。一応球児に言うたんよ。俺も禁煙したでって。あいさつ来た時に。あいつも僕も4年前からって言うとったから」
ーー体調のことを考慮して
「もう吸えへんようなったからや。入院したから、1週間、入院したから。ちょうど1カ月ちゃうか。7日からよ、甲子園の身体検査の次の日からよ」
ーーCSの前
「そうそうそう。点滴打ちに行って。身体検査の次の日やろ」
ーー入院期間は
「検査とかいろいろな」
ーー禁煙の理由は
「吸われへんようになったからやんか」
ーーまた吸い始める
「知らんわ。イライラする? 全然せえへん。全然、全然ほしないよ今」
ーー元気になってきた
「ちょうと1カ月やな。点滴打ちに行ってからやからな。クライマックスの時も、たばこ吸ってないよ。ベンチ裏で吸ってない。持っていってないもん。吸ってない。吸うような展開ちゃうかったやん。いらんかった」
ーー安芸に行っても大丈夫か
「全然大丈夫。別に全然そんな何もないわ」
ーーお酒は
「ビールは飲んでる。まずいけどなあ。苦い」
ーー藤川監督の禁煙方針は賛成
「別にそんなん構へんよ、そんなんお前。昔も野村さんの時やってたもんな。禁煙やったで。俺は2軍監督で。25歳まで禁煙やったかな。そうやったで。25歳まで禁煙違うか? よう分からんけどな、25歳て。どこで区切ったのか知らんけど」
ーー選手にとって吸わない方がいい
「俺もよう分からんけどな。ストレスっていうか。ずっと吸っとったからな。昔は吸う選手の方がいい選手多かったよな。みんな吸うてるやん。王さん、長嶋さんかてそうやんか。昔は20歳になったら、吸わなアカンってなってたんやろな」
ーー藤川監督は好きなようにやればいい
「当たり前やんか。自分のチームやねんから。分からんことあるからな。1シーズン、そら1回でも、1年でもやったら流れというのは分かるけど。そら長いぞ、1年。長い長い、まだ11月やで。え?」
ーー2番・佐藤輝は
「そんなんお前、昨日終わったんやで、去年(11月5日が日本シリーズ第7戦で38年ぶり日本一達成)。昨日やで。ちょうど1年やで、そうやろ? そんな1年先のこと考えとったら野球なんかできへんって。だから一喜一憂したらアカンて。今日良かった、明日どうやろとか、しとったら1年もたんて。こんなもんやろと思って過ぎて行ったらエエんよ。いつかめっちゃようなってるわ。こんなもんやろって思ってたもんがめっちゃ、ようなってるよ。それが積み重ねの継続やんか」
ーー長い監督経験の中で感じたこと
「そう」