【No Ball、No Life】京都は1日のC大阪戦(サンガS)に1─1で引き分けた。勝ち点1ではあるが、ようやくホームで今季初の勝ち点をつかんだ。試合後、曺貴裁監督は「ホームで7試合連続勝ち点1も取れないシリーズというのは選手もつらい思いをしていた」と率直な気持ちを吐露。そして、「われわれらしいサッカーが90分通してできたのはこの試合が自分たちを前進させてくれる。勝ち点を積み上げて、少しでも上の順位で終われるように選手とやっていきたい」と力を込めていた。
5月26日の名古屋戦(豊田ス)が1つの転機だった。試合は京都が先制しながらも追いつかれ、引き分け。結果的には勝ち切れなかったが、指揮官は「前節(の名古屋戦)、自分たちの良さを思い出した」と分析した。対戦相手がいるスポーツではあるが、いかに自分たちが積み重ねてきたスタイル、サッカーを貫けるかが勝利への可能性を高めてくれる。主将のMF川崎も「自分たちのサッカーを90分できた」と手応えを明かし、「このサッカーで勝ち点を取らないといけない。90分通してどう戦うかを追求していきたい」と口にした。
また、1日付で大熊清ゼネラルマネジャー(59)が就任。「足りないことを補う。現場もやっていたので監督の気持ちもわかる。こういう選手が必要だろうか、というのはだいたい一致してくる。そこを具現化するのが重要な仕事」とサポートを約束し、曺監督も「お互い協力してやっていきたい」と同調した。
バックアップを受けながら、上位進出を目指す残りのシーズン。これから夏場を迎え、コンディション管理も難しくなってくるが、それは他クラブも同じ。歯車がかみ合えば、一気に波に乗るチャンスでもある。川崎はU─23代表活動のため一時チームを離れるが、チーム全体でサポーターの声援に応えていく。(西垣戸理大)