開幕4連勝を飾った東は、横浜スタジアムのファンとハイタッチを交わした(撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、DeNA2-1中日、6回戦、3勝3敗、17日、横浜)プレッシャーにも、試合にも負けない。エースの姿を体現した。DeNA・東克樹投手(28)がプロ入り後最多123球を投げ、八回途中1失点、7奪三振。チームの連敗を3で止め「絶対に自分で止めるという強い気持ちで向かった。尻上がりに良くなり、自分の中でいい感覚をつかんで投げ続けることができた」と胸を張った。
一回に先制を許すも、味方が直後に逆転。五回からは3回連続三者凡退と立ち直った。昨年5月から続く横浜スタジアムでの10連勝は遠藤一彦氏(1984―85年)以来、開幕投手による開幕4連勝も1989年の斉藤明夫以来で2つの球団記録に並び「球団の歴史に名を刻むことができたのは僕の人生で一つ大きなこと」とかみしめた。
開幕から金曜日に、好投手と投げ合い続ける左腕。10日の前回登板も116球を投じた。交代浴、細胞の動力であるミトコンドリアを活性化させるハイチャージ療法、DENBA社製の健康空間電位マットを自ら調達するなど疲労回復には余念なく取り組む。自覚十分にマウンドに立ち続けて、リーグトップに並ぶ4勝目を挙げた。
登板前日。「クオリティースタート(QS=先発で6回以上、自責点3以下)では周りの方々にも満足してもらえない。エースになるために、ハイクオリティースタート(HQS=先発で7回以上、自責点2以下)を僕の中では掲げてやっていきたい」と宣言した通りの快投。登板日は白いTシャツ、白い靴しか履かないなどこだわり続ける白星を積み重ね、不動のハマのエースへまた一つ歩みを進めた。(浜浦日向)