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【小早川毅彦の目】大谷翔平は三冠王の本命 打率4割を期待させる積極的な打撃

ジャイアンツ戦のベンチでコーチと話をするドジャース・大谷=サンフランシスコ(共同)

ジャイアンツ2―10ドジャース(14日、サンフランシスコ)大谷の3安打は、〝らしさ〟が出ていた。第2打席は初球、甘く入ってきたスライダーを捉えて右中間本塁打。第3打席は初球を空振りの後、2球目のシンカーを中前へ。第4打席は1ボールから速球を逆方向へはじき返し、二塁打にした。

第1打席は内角の速球に差し込まれて左飛に終わったが、その後の打席でもストライクを積極的に打ちにいく姿勢は変わらず、広角に、いずれも鋭い打球を飛ばした。

休養明けは本当によく打つ。大谷自身は休みたくないだろうが、ロバーツ監督の「チームのために体調を万全にしてほしい」という言葉には、首位を走るチームだけに説得力がある。下位に低迷することが多かったエンゼルス時代とは大きな違いだ。改めて、今季は高い打率を残すだろうと感じた。

4割打者は1941年のテッド・ウィリアムズ(レッドソックス、・406)が最後。その後は開幕当初から好調な打者が、4割をどこまで維持できるかが注目されてきた。大谷は今後もさらに打率を上げて、最終的に4割を期待させるような打撃をしている。

14日(日本時間15日)時点で打率、本塁打のリーグ2冠。打点はこの日2打点を加えても1位のオズナ(ブレーブス)と11点差だが、残り118試合もある。三冠王の可能性うんぬんではなく、〝三冠王の本命〟といっていいのではないだろうか。(サンケイスポーツ専属評論家)

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