松井は1回無失点に抑え、キャンプで痛めた腰の不安を払拭した(共同) 【ソウル17日=横山尚杜】米大リーグの開幕シリーズに向けたプレシーズンゲームが、当地の高尺スカイドームで行われ、パドレスの松井裕樹投手(28)は韓国代表との試合で五回に4番手で登板し、1回を無安打無失点に抑えた。試合はパドレスが1―0で勝った。ドジャースは韓国プロ野球キウムと対戦し、フレディ・フリーマン内野手(34)のソロなど17安打を放ち、14―3で大勝した。
五回、高尺スカイドームに、シンガー・ソングライター、あいみょんの「ジェニファー」が流れた。楽天時代に登場曲に選んでいた曲に送り出されてマウンドに上がった松井が、1回無安打無失点で勝利に貢献した。
「韓国ファンの皆さんは熱狂的で、パドレスの攻撃中にも応援してもらえてうれしく思います」
五回、四球と暴投で1死二塁のピンチを背負ったが、三ゴロ、右飛で切り抜けた。腰痛で調整が遅れていたが、シルト監督は「松井はうまく投げていた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
開幕シリーズで大谷と対戦する可能性もある。松井は「詳しくは言えないですけど、もうデータを見始めています。翔平さんとの対戦は久しぶりですし、何とか抑えられるように頑張りたい」。NPBでは2016、17年に計2打数1安打1打点の対戦成績だった。
「ドジャースの情報を整理しているときに、彼らのような選手を倒したいと思って来た。そういう瞬間がくることをうれしく思いますし、自分の力で地位を高めてチームの力になっていきたい」。楽天で通算236セーブを挙げた左腕が、メジャーデビューを心待ちにした。