取材に応じるドジャース・山本由伸=サプライズ(撮影・蔵賢斗) 【サプライズ(米アリゾナ州)28日(日本時間29日)】米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手(25)が、敵地レンジャーズとのオープン戦で実戦デビュー。2回を投げ、1安打無失点無四球3三振で完璧なデビューを飾った。一回先頭のセミエンをこの日最速の96マイル(約154キロ)の直球で空振り三振に抑えると、ベンチで見守ったチームメートの大谷翔平投手(29)も笑顔で拍手を送っていた。二回終了時でクラブハウスに引き揚げた後に行われた会見の主な一問一答は以下の通り。
――メジャー初めての実戦を終えて
「しっかり落ち着いて投げられたのと、違うチームの打者に投げるのが初めてだったので、そこを無事登板できたのが良かった」
――投球内容
「すごくいいボールも多かったですし、変化球もいい感覚で投げられたので良かったところが多かったかなと思います」
――メジャーの雰囲気は
「野球をしっかり楽しめているなと思いました」
――チームメートの大谷も応援に駆けつけ見守ったが
「まさか見にきてくれると思わなかったので、お礼を伝えました」
――今日の投球のテーマ
「いつも試合で投げる時は、立ち上がりだったり、そういったピッチングの基本的なところをしっかり意識して。今日はしっかり力むことなく強い球を投げられたので良かったと思います」
――次に向けての課題も見えたか
「細かいところはたくさんありますけど、本当に狙ったところにきっちり投げられているわけではないので。本当に細かいところではありますけど、公式戦に向けてしっかりそういったところも調整していけたらいいかなと思います」
――球数19球だったが
「そうですね、テンポよくいけましたし、その後ブルペンで少し投げるかは迷いましたけど、いい感覚で投げられたので良かったと思います」
――実際できている部分と理想のギャップはどのくらいあるか
「やっぱりチームの雰囲気もすごく良くて、僕が1年目というのもあるので、しっかり馴染めるようにチーム全体のみんながサポートしてくれているといいますか、とにかく親切にしていただいているので、そのおかげでしっかり落ち着いて練習からできていますし、そこが一番いいところかなと。ここから公式戦に向けて登板が重なっていくので、イニングが増えた時に 、例えば体だったり、投球も、いろんなところでまた課題が出てきたりすると思うので、しっかりもっともっと上げていけたら、いい開幕を迎えられるかなと思います」
――ピッチクロック、ピッチコムを初めて実戦で使ったと思うが
「そうですね、今日は特に問題はなかったですけど、また大ピンチの場面になるとどうなのかなというのは少し気になります」
――二回、スプリットで2三振取ったが
「1つ目はたまたまいいところに行った感じで、2つ目は割と感覚良く投げられたのでそこは今日の中でもすごく良かった方の1球かなと思います」
――昨季王者の打線に対する意識は
「とにかく落ち着いて投げることを意識して、マウンドに上がりました」
――二回、3つ目のアウトをとった後に一瞬マウンドに戻ったが
「忘れました(笑)ちょっと迷いました、3アウトかなと思ったんですけど、ちょっと雰囲気が違ったので最初間違ったかなと思って(マウンドに)戻ったら、間違っていました」
――それは緊張していたからか
「いや、もう本当に落ち着いて入れましたし、とにかくそこを一つのテーマにしてたんで、良かったと思います」
――ベンチから大谷の視線を感じたか
「いや特には」
――初回の先頭打者で三振を奪ったことで気持ち的に楽になったか
「特別なのは特にないです」
――スプリットの感覚は日本時代と比べてどうか
「どうでしょうね、同じなようなちょっと違うような、わからないです。大体は似ていますね」