東京湾・走水沖といえば〝松本サイズ〟知らずのビッグな黄金アジが狙えることでも有名です。今回は松本ひでおアナウンサーと川目梢記者がブランドアジの型で対決。半日釣りから少し長いショート釣りへシフトチェンジした神奈川県横須賀市・走水『海福丸』へ。マウント合戦の最中、松本アナの釣り友、プロ野球・千葉ロッテの堀幸一2軍打撃コーチが立ちはだかります。
◆ショート釣りで
先制ヒットは、松本アナでした。走水沖の水深70メートルでタナは底から4メートル。走水でこれを釣るかっ!?と苦笑された1尾は20センチの松本サイズ。「営業妨害はやめてください(笑)」と梅沢直樹船長のいじりもありながら、大きいアジは上にいるとの情報に〝タナ取り合戦〟のビッグタイムに突入です。
松本アナがタナ6メートルを攻めれば、じゃあ私は8メートル。10、12メートル…負けてなるものかっと、マウントを取りながら徐々にタナを上げてサイズも28センチから34センチまでアップ。タナが13メートルに上がった時です。ググン。私に38・5センチが登場。「タナ20メートルで食う日もあるよ」と、松本アナが走水の〝アジシャン〟と名付けた船宿常連の大山利光名人がひと言。大ばくちに出たのは松本アナでした。
「思い切って高層階に住ませてもらうよ」とタナを20メートルへセット。しかし沈黙が続き…。「20階のペントハウスは住みにくいな」と静かにタナを13メートルに戻したのでした。
タナ13メートルに〝黄金のじゅうたん〟を見つけた私たち。そこへ、最大30センチ前後に留まっていた堀コーチもタナを13メートルに合わせます。ググン。メジャーを当てると船中最大の41センチです! 松本アナにも私にも39センチが上がり、ビッグな黄金アジのラッシュに。計測が盛り上がります。
松本アナお約束の〝やらかし〟もありました。アタリが遠のく中、カバンの中をガサゴソ。「秘密兵器さ」と1・5号と細いハリス仕掛けを用意し自慢げだったのですが、オマツリ連発。「市販の1・5号はLT用なので仕掛けが短くて不向きです」と船長が一刀両断です。
◆大山名人が89尾
終わってみれば型対決は松本アナと私が39センチで引き分け、41センチを釣った堀コーチが優勝し、メイン写真を飾ることに。私たちは型狙いだったため34~46尾の釣果でしたが、タナ低めで中アジの数釣りをした大山名人は89尾。魚影はバッチリ確認できたので、春の速い潮の前に釣行するのがお勧め。皆さまも〝黄金のじゅうたん〟をアジわってみてください!!(川目梢)
◆「35対46」で高笑い・・・基本のタナは3~4メートル
「タナは3メートルとは限らないからね。活性が高いと大アジはずっと上にいるよ」と出船前に梅沢船長から聞かされました。ずっとってどれくらい? 疑心暗鬼のまま試合開始となった走水のアジ釣り大型サイズ一本勝負!
20センチサイズが多いなと思い、試しに下から5メートルを狙うと25センチが来ました。〝天敵〟川目記者は7メートルで33センチ。俺は8メートル、私は9メートル、えーい、10メートルだ!! オークションのごとくどんどん上へ。そして13メートルで39センチが登場。「タナが3メートルじゃないアジ釣りってイメージがわかないよね」と話していた球界無二の釣り友、堀コーチが41センチをゲットしました。
勝者は大外から堀幸一コーチ! アジってこんな上にいるんだ…。
ちなみに私は船中ブービーの35尾。「松本さん、上ばかり狙い過ぎ。あくまで活性が高い時…って言ったでしょ」と梅沢船長。そうか、基本は3~4メートルなんですね。「サイズは同じだけど、数は46だから私の勝ちですね。おーっほっほ」。また天敵の高笑いを聞かされたのでした。(フリーアナウンサー)
★船長の見通し
「春になると潮の速い時間が昼夜逆転するので慣れていないと釣りにくい。比較的に落ち着いている今がチャンスですね。大きいアジを狙う場合は基本のタナ3、4メートルでアタっている好調な時間帯に攻めることが絶対条件。時合を逃さずタナを変えていくことですね。通常のタナではコンスタントに釣れていたので数釣りも期待できますよ」
◎ガイド◎ <船宿>サンスポ推薦=走水『海福丸』電話070・4321・7311<交通>京浜急行・馬堀海岸駅から観音崎行きバスで走水上町下車。マイカーは横浜横須賀道路・馬堀海岸ICから観音崎方面へ約5分<乗合料金>ショート釣りでコマセ、赤タン餌、氷1個付きで8000円(女性と高校生以下7000円)。7時15分出船。毎週火曜日は定休。