(SMBC日本シリーズ2023、オリックス1-7阪神、第7戦、阪神4勝3敗、5日、京セラ)オカダ! オカダ! オカダ! ホームラン! ホームラン! 場外場外ホームラン!
京セラドームの虎党が熱唱していた。懐かしき「岡田彰布」のヒッティングマーチ。日本一を祝うにふさわしいBGMだ。
その直前には最高の笑顔で宙を舞っていた。シーズン中、喜怒哀楽を隠すことなく報道陣に接してきた(哀はなかったかな?)虎将が、最後の最後に「喜」と「楽」を手にして、大観衆から「岡田コール」を浴びていた。本当に幸せそうだった。
対して、シーズンを通して報道陣に多くを語らなかった中嶋監督は最後の最後に、自分が思いっきりしょっぱそうな顔をして終戦を迎えていた。あくまで虎のソナタの個人的感想ですが…。
38年ぶりの日本一。38年前は、この日のスタメンは誰も生まれていない。38年前には、日本にドーム球場すらなかった。38年前を知る虎党も、かなりお歳を召されたかと思う。
長い長い空白を埋めた岡田監督に、心から、みんなで感謝したい。
5日のこの欄で、虎ソナ筆者が試合の行われない甲子園に向かった話を書いた。何で戦いの舞台、京セラではなく、甲子園に行ったのか?
実は岡田阪神日本一のおめでとうコメントをもらうため、川藤幸三OB会長と約束していたから。勝ったら掲載、負けたらボツ。ボツになったら怒鳴られるかも? 恐怖におびえながら、取材場所に向かった。球場そばのお好み焼き屋。川藤さんが指定してきた。