(セ・リーグ、阪神2-0ヤクルト、24回戦、阪神17勝6敗1分、26日、甲子園)阪神・中野の今季160安打目が流れを作り、先制2ランにつながった。0-0の四回先頭でヤクルト先発・高橋の143キロ直球を捉え、風にも乗った左中間への二塁打でチャンスメーク。1死後に主砲の本塁打で生還した。
「風に助けられたけど、いい形で打てた。打球が上がりすぎなので、もう少し低い打球を打てるようにやりたい」
この日のヒットで、最多安打のタイトル争いはセ・リーグ単独トップを堅守。中日・岡林も1安打で1差につけるが、一歩リードを維持した。2-0の七回1死からは、村上の高いバウンドの打球を前進して逆シングルで合わせる好捕も披露。攻守で見せ場を作った。
目標のフルイニング出場に加え、最多安打のタイトルも手が届く位置にある。中野は「ヒットを意識するより、自分がどういう形で打ちたいか。クライマックスシリーズ(CS)に向けて、自分の打撃を見直していい打席を送れるように」と力を込めた。短期決戦を見据えてヒットを量産し、状態を上げていく。(新里公章)