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阪神・岩崎優、し烈最多セーブ争いで一歩リードする34セーブ目 「9・26」亡き横田慎太郎さんの奇跡のバックホームの日に九回ゼロ封

九回を締め、坂本誠志郎㊨とタッチを交わす岩崎優(撮影・松永渉平)

(セ・リーグ、阪神2-0ヤクルト、24回戦、阪神17勝6敗1分、26日、甲子園)瞬く間に3つのアウトを奪って試合を締めた。阪神・岩崎が今季34セーブ目を挙げ、最多セーブ争いで単独トップに立った。

「セーブを挙げることができてよかったです。(セーブは)自分じゃどうしようもできないので、出番が来たらしっかりと全うできるようにと思っています」

九回、ヤクルトは1番からの好打順。それでも淡々と腕を振った。先頭の塩見を右飛、続く代打の浜田に中前打を浴びたが、山田を右飛とし、最後は村上を一ゴロに仕留めてゲームセット。登板8試合連続、自己最多を更新し続ける34個目のセーブで無失点リレーを仕上げた。

くしくも9月26日は、7月18日に脳腫瘍のために亡くなった横田慎太郎さん(享年28)が、4年前の引退試合で〝奇跡のバックホーム〟を見せた日だった。「ヨコのためにも戦う」と誓ったシーズンでリーグ優勝に貢献した守護神は、この日も変わらずスコアボードに0を刻む。「さすがに頭になかったですけど、良かったですね。そういう節目にこういう勝利ができて」。今度は日本一を報告するために。岩崎の決意は固い。


最多セーブを争うのはヤクルト・田口。大事な直接対決で1歩前に出たことは大きい。岡田監督も「これはもう勝ちゲームでもなかなか稼げないんですけど。最後ね、1番いい打順でね。このままもしまだチャンスあれば投げさせたい」と、全力でタイトル奪取をサポートする。球団では2021年のスアレス(42セーブ)以来のセーブ王へ、視界は良好だ。

「本当の〝アレ〟に向かって、突き進んでいきます」。岩崎が満員の虎党に宣言した。残すは5試合。初の冠に向けて、背番号13は左腕を振り続ける。(中屋友那)

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