メッツ戦の3回、二塁打を放ち一塁へ向かうエンゼルス・大谷。右は投手千賀=ニューヨーク(共同)
ギャラリーページで見るメッツ1-3エンゼルス(25日、ニューヨーク)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(29)は「2番・DH」でフル出場。メッツの千賀滉大投手(30)とメジャー初対決し、三回に二塁打を放ち2四球も選んだ。2打数1安打、1得点2四球1敬遠で打率は・305。大谷は先発した23日(日本時間24日)のレッズとのダブルヘッダー第1試合で右肘靱帯(じんたい)を損傷し、今季残り試合を登板しないことが決まったが、当面はDHで出場を続ける。一方の千賀は6回2/3を投げ4安打2失点、10奪三振と好投したが、打線の援護がなく7敗目(10勝)を喫した。球数は105で防御率は3・17。試合はエンゼルスが逃げ切って、連敗を4で止めた。
【大谷】ニューヨークの敵地ファンから拍手で迎えられた大谷。一回1死の第1打席は千賀に警戒され、カットボールと速球がすべてボールゾーンに外れストレートの四球で出塁した。
三回無死一塁の第2打席はカウント1-2から、真ん中低めのカットボールに体勢を崩されながら右手一本で振り払い、右翼手のグラブの先を抜ける二塁打を放った。この日の全打者で最速の打球速度115・4マイル(約186キロ)を記録する弾丸ライナーで二、三塁と好機を広げ、続くドゥルーリーが右犠飛。中堅寄りの浅めの飛球だったが、二走大谷も果敢にタッチアップして三塁を陥れた。さらに、ムスタカスの中前適時打で大谷は2点目のホームを踏んだ。
2-1の五回1死の第3打席はカウント3-1からフォークボールが内角高めのボールゾーンに浮いて、この日2個目の四球で歩いた。次打者ドゥルーリーの二ゴロで二進した大谷だったが、3点目のホームを踏むことはできなかった。
1点リードの八回先頭の第4打席は左サイドスローのコラレクと対戦。カウント1-1から内角低めのスライダーを引っ張り、一塁手正面へのゴロ。全力疾走した大谷はベースカバーに向かうコラレクと競争になったが、間一髪のタイミングでアウトになった。
直前にシャヌエルが中前適時打を放ち、3-1として迎えた八回2死一、三塁の第5打席は左腕レイリーに勝負を避けられて、両リーグ最多となる今季17度目の申告敬遠で出塁した。メジャーで3度目となる一塁が埋まった状態での敬遠四球に、敵地にもかかわらず大ブーイングが浴びせられた。2死満塁となったが、途中出場のベラスケスが遊ゴロに打ち取られた。