レッズとのダブルヘッダー第1試合の2回途中、マウンドで大谷(右)に話しかけるエンゼルスのネビン監督=アナハイム(AP=共同)
ギャラリーページで見るエンゼルス4-9レッズ=ダブルヘッダー第1試合(23日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(29)は「2番・投手兼DH」で先発出場し、一回にメジャー単独トップとなる4戦ぶりの44号2ランを放った。ただ、その直後に登板した二回に異変を訴え、今季最短の1回1/3で降板し、無安打無失点、2奪三振1四球だった。球団は交代理由を「腕の疲労感」と発表した。勝敗は付かず10勝5敗のまま。球数は26で防御率は3・14。打者でも三回に代打を送られて退き、1打数1安打2打点だった。打率は・305。エンゼルスは2試合連続の逆転負けで、3連敗を喫した。
右腕の疲労により先発を1度回避し、2週間ぶりに登板した大谷だったか、この日も同様の理由で降板を余儀なくされた。
立ち上がりの一回こそ三者凡退に抑えたものの、直球の最速は94・4マイル(約152キロ)にとどまり、スライダーやスプリットなど変化球主体の投球だった。二回に入って先頭を四球で歩かせ、1死後、6番エンカーナシオンストランドに5球目を投じたところで、三塁側ダッグアウトに視線を送って小さく首を振り、ネビン監督とトレーナーがマウンドへ。ネビン監督が大谷の右肩に手をかけて状態を確認し、無念の降板となった。大谷は地元ファンの拍手に迎えられながらも、うつむきながらベンチに戻った。
レッズとのダブルヘッダー第1試合の1回、先制の44号2ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)大谷は降板前の打席では豪快なアーチをかけ、本塁打数で再び両リーグ単独首位に躍り出た。一回無死一塁の第1打席。先発右腕アボットが投じた初球の真ん中付近の92・9マイル(約150キロ)速球を完璧に捉え、右翼席中段に突き刺した。MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」によると、飛距離は442フィート(約135メートル)、打球速度は115・7マイル(約186キロ)を計測。打球角度20度の弾丸ライナーに、大谷は表情を緩めることなくゆっくりとダイヤモンドを一周。2イニング目の登板準備のためか、自らベンチ裏に下がり、本塁打を打った時に行われる「かぶとセレブレーション」を水原通訳にゆだねた。