俳優、北大路欣也(80)主演の時代劇ドラマ「三屋清左衛門残日録 あの日の声」が、ドイツ・ハンブルクで行われた国際映像祭「ワールドメディアフェスティバル2023」のエンターテインメント部門で金賞を受賞。時代劇専門チャンネルではこの快挙を記念して、8月6日に同作の凱旋(がいせん)アンコール放送を行う。
欧州最大規模の映像コンペティションで勝ち取った栄誉。取材に応じた北大路は「演者、スタッフみんなでハンブルクに行ってビールで乾杯したいくらいの気持ち」と喜びを語った。トロフィーを手に「(作品で表現される)人間の愛情、家族愛、友情とかそういうものが世界の方に通じた。そこに壁はないんだ。そう思えたことが何よりもうれしかった」と胸を張った。
ⓒ時代劇専門チャンネル/J:COM/時代劇パートナーズ 藤沢周平Ⓡ同作は藤沢周平の傑作長篇『三屋清左衛門残日録』を原作にした人気シリーズで、時代劇専門チャンネルとケーブルテレビ最大手のJ:COMがタッグを組んだ第6作。「三屋清左衛門残日録 あの日の声」では「父子の愛憎」や「権力の腐敗」をテーマに、一線を退いた官僚〝北大路清左衛門〟が巨悪を追求する。
ファンの声に応え、すでに第7作目の制作も決定。65年を超える北大路の役者人生を代表する作品になった。「自然に清左衛門に乗り移っていける。この素晴らしい人生をともに味わいたい」と役柄への愛着もひとしおだ。
「13歳のときに時代劇でデビューした自分が、80歳になっても現役でやらせてもらえている。この作品に出会えたこと、役者人生でこんなに幸せなことはない」
出会いを大切に、感謝の気持ちを持って、尊敬する清左衛門とともに新しい物語に挑む。