ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ ラグビーの2019年W杯日本大会で日本代表を初の8強入りに導いたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(53、HC)が、今秋のW杯フランス大会後に退任する意向であることが30日、関係者への取材で分かった。日本協会の土田雅人会長(60)は3月、今大会後の日本代表体制に関してジョセフ氏を「第1候補」と説明していたが、新たなHCを探すことになる。
関係者によると、ジョセフ氏はさらなる続投に意欲を示していたが、交渉が順調に進まず今大会限りで退く考えに転じた。既に次期HCの選考委員会を立ち上げている日本協会は取材に対し「(今もジョセフ氏を)候補者の一人として検討している」とコメントしたものの、本人の意思は固いとみられる。
ニュージーランド出身のジョセフ氏は現役時代に母国と日本で代表経験を持つ。16年に日本のHCに就任し、19年W杯日本大会後に契約を延長した。
W杯フランス大会は9月8日に開幕。ジョセフHCは「ファイナル(決勝)に向けたチーム作りをしていかないといけない。まずはしっかりとトップ8に行くことが大事」と話しており、チームへの影響はないとみられる。1次リーグD組の日本は10日にチリとの初戦を迎える。
■ジェイミー・ジョセフ(James Whitinui Joseph) 1969年11月21日生まれ、53歳。ニュージーランド(NZ)ブレナム出身。現役時代はLO、FL、NO・8。NZ代表として95年W杯準優勝など20キャップ。同年サニックス入りし、99年W杯は日本代表として出場するなど9キャップ。2003年に指導者となり、15年にスーパーラグビーのハイランダーズ(NZ)を率いて優勝。16年9月から日本代表HC。現役時代は196センチ、105キロ。