体操・全日本種目別選手権第1日(10日、国立代々木競技場)世界選手権(9~10月、ベルギー)の代表最終選考を兼ねた大会は予選が行われ、男子は初代表を狙う千葉健太(27)が計4種目で、昨年の世界選手権代表の谷川翔(24)=ともにセントラルスポーツ=が3種目で決勝に進出した。
4種目で決勝に進出した千葉は、27歳での初代表入りに前進した。「着実にちょっとずつ近づいているなって感じ」と胸を張った。キーポイントに挙げていたあん馬は、8位でぎりぎりの予選通過。強化中のつり輪は3位。貢献度で狙う代表を争うのは、同じセントラルスポーツ所属の谷川翔らで「バチバチではないけど、冗談でいろいろ言い合っています」と、笑いながらも闘志を燃やした。