阪神先発・大竹耕太郎=横浜スタジアム(撮影・松永渉平) (オープン戦、DeNA―阪神、15日、横浜)昨年12月に行われた現役ドラフトでソフトバンクから加入した阪神・大竹耕太郎投手(27)が先発し、4回1安打無失点と好投した。
「サインは変化球が多かったんですけど、首を振って真っすぐにしました」
一回から直球を軸に据え、力強く腕を振った。「1年間を通して結果を残している打者に対して自分の真っすぐがどういう感じで反応されるかなというのは見たかった」と1番・佐野らにも強気で攻めて二回までパーフェクト。三回は1死から戸柱の中前打で初めて走者を背負ったが、京田を外角低めいっぱいに143㌔直球を投じて見逃し三振に斬ると、続く佐野も内角球で詰まらせてボテボテの投ゴロに打ち取り、ピンチを脱出した。最後の四回は宮崎、大田、アンバギー(前マリナーズ3A)の右打者3人を、内角を攻めながらいずれも三ゴロに料理。奪った12個のうち、8個は内野ゴロだった。
前回登板した5日のオリックス戦(甲子園)は3回6安打4失点。変化球でかわそうとする投球が自身の中でも逃げるように感じられる悔しい登板だった。その翌日には尊敬する古巣での先輩・和田に電話。「裏(変化球中心)の配球ができるのはストレートがあるからだ」とのアドバイスを胸に抱えて今回登板に臨み、結果につなげた。
「良かったところは良かったと素直に認めて喜んで、その中でも喜ぶだけじゃなくて、ここはもうちょっとこうするべきだったな、っていうのを今日中に振り返って、来週投げるまでにもっと良くできるようにしたい」
新天地での飛躍を誓い、まだまだ満足しない。シーズンを見すえ、さらなる向上を誓った。