走力強化のためのグラウンド1周走に取り組む京産大FW陣 昨季の全国大学ラグビー選手権で2年連続で4強入りした関西大学Aリーグの京産大は1日、京都市北区の自校グラウンドで新チームを始動させた。今季のチームスローガンは「Passion(情熱)」。新主将のFL三木皓正(こうせい、新4年)は「厳しい1年になる。このチームが勝つために鬼になる」と悲願の日本一へ、強い覚悟を示した。
この日は選手たちは約1時間半、グラウンド1周走10本やダッシュ、2人1組になっての手押し車など、表情をゆがめながらフィジカルの強化などに励んだ。
「ピラニア・タックル」で知られる京都成章高出身で、堅い防御を武器に1年から試合に出場してきた三木は、1月末にOBで元日本代表SOの広瀬佳司監督(49)から主将に任命された。直後のミーティングでは、部員たちに「覚悟を持って(始動日の)3月1日に来てほしい。なかったら辞めてくれ」と話したという。
昨年5月に左膝を骨折し、今年2月にボルトを抜く手術を受けた三木はこの日は別メニューで練習。「スローガンの通り、熱いチームを作りたい。見ている人も、やっている自分たちも熱くなれたら。そのために自分が一番頑張るしかない」と誓い、選手としては「タックルでチームを勝たせる選手になりたい」と力を込めた。
一方、就任3年目の広瀬監督は「1、2年目に比べ、今季は(新4年生で)試合に出ていた選手も少なく、チーム力は落ちる。どう強いチームを作るか。僕自身、チャレンジだと思っている」と決意を語った。
一昨季は3人の共同リーダー制、昨季は2人の共同主将体制を敷いた京産大は今季の主将は三木1人で、副将は置かずNO・8ヴェア・タモエフォラウ、WTB船曳涼太(いずれも新4年)がそれぞれFW、BKのリーダーとして三木を支える。(月僧正弥)