パドレスと2028年まで契約延長したダルビッシュは、ペトコ・パークで会見を行い、笑顔で話した(撮影・山田結軌) 米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(36)が、パドレスと6年総額1億800万ドル(約141億5000万円)で契約延長。10日(日本時間11日)、カリフォルニア州サンディエゴの本拠地ペトコパークで会見を行った。
42歳の2028年シーズンまで保証される異例の長期契約を米メディアも大きく取り上げている。球団の公式サイトは「30代後半の先発にこれだけの長期大型契約はチームにとって若干賭けではある。しかしキャリア後半に素晴らしい活躍を見せ、さらに昨季は最高のシーズンを送ったダルビッシュのような投手だからこそチームは自信を持って契約した」と解説。今季メジャー11年目を迎えるベテランの投球にも注目し「ダルビッシュには90マイル台後半の直球があるが、彼は決して球速だけに頼らない。スピードが落ちれば一流の配球で打者を斬る。もちろん、テクノロジーやスカウティングレポートの進化もあるが、どんな情報でも得たいと熱心に取り組むダルビッシュ自身が進化し続けている」と高く評価した。
地元紙のサンディエゴ・トリビューン(電子版)は「先発ローテのトップをダルビッシュとマスグローブで確保」という見出しで記事を展開。パドレスは、昨季2桁勝利を挙げ球宴に初選出された右腕マスグローブと昨年8月に27年まで5年間で契約延長。「ダルビッシュとマスグローブの2人は実績を見るとメッツのシャーザーとバーランダーとまではいかないかもしれないが、パドレスの先発コンビも十分成功を収め、(メッツのコンビに比べて)若くてお得な契約だ」と伝えた。また、会見に同席したプレラーGMの「先発トップ2人と長期契約できたことはチームにとって大きい。彼らの熱心な取り組みや常に上を目指す姿勢がチームの求めている投手の素晴らしい見本。彼らのような投手が、年齢と共に成績が下降するという考えを覆してくれる」と信頼を寄せるコメントを紹介した。