--追い込む覚悟
「久々に何か高ぶっています。絶対にこいつらを蹴散らしてやるって。ここ1、2年は(広島に)ポスティングを認められなくてモチベーション(の維持)が難しかったんですよ。プロ5、6年目まではもう誰にも負けねーみたいな感じでやっていましたから。もうメラメラですよ」
--日本とメジャーで感じた違いは
「日本の150キロとこっちの150キロは体感が全然違う。良い見逃し方はできても、差し込まれてしまう。振ってもファウルになる感覚。(打つ)ポイントを少し前にしたり、タイミングを早くすると変化球に手が出る。メジャー投手の変化球は速いスピードで曲がる。それに手を出してしまう悪循環でした」
--それがメジャー投手のすごさ
「すごいのは、球速を意のままに操ること。真っすぐの速さは結局、慣れればどうにでもなる。変化球の違いに一番やられるんですよね。高校からプロに入ったときも変化球の切れ、違いをすごく感じた。それと同じ状況」
--速くて切れがある
「速くて曲がりますね。デグロム(メッツ→レンジャーズ)の150キロのスライダーは(センターからのカメラ)映像だと、あまり曲がっていない感覚。でも打席に立つとちゃんと曲がる」
--すごいと思った選手は
「ジャッジ(ヤンキース)は、とんでもなかった。今までは(大谷)翔平(エンゼルス)のバッティングを日本代表で見たときに度肝を抜かれた。それを超える選手はいなかった。ジャッジとスタントン(ヤンキース)だけは超えていきました。打球の強さも飛距離も、オーラも。『うわっ! 次はこいつらや』と思った。でも、頑張れば近づけると思う」
--技術的には
「いい打者はちゃんと間がある。ボールが吸い込まれていくような感覚があります。それを見て、いろいろ打ち方を変えて、小さくタイミングを取っていましたけど結局、重要なのはそこじゃないと思いました」
--オープン戦から左足の上げ幅を何度も変えていた
「メジャーと日本で大きな違いを感じたので、これは一回失敗して、また見つけないといけないと思った。今年は打てていても変えて変えて、とやっていました。もう今年で全部嫌なものを出す、と」
--WBC出場を決断。根底にあるのは
「日本のチーム、選手、みんなで野球をできることがなかなかない。単純に日本の選手と野球をやりたい。あとは、やっぱりメジャーの選手がたくさん出る。それに勝ちたいです」