(セ・リーグ、ヤクルト4-1DeNA、16回戦、ヤクルト9勝7敗、14日、神宮)最初の一球を仕留めた。台風8号が過ぎ去り晴れやかな夕暮れ時の神宮球場でヤクルト・山田が左中間席中段に初球先頭打者本塁打を放った。
「初球からフルスイングする気持ちで打席に入りました。一発で仕留めることができました」
2019年7月28日の広島戦(神宮)以来となる1番起用に応えた。0―1の一回にDeNA先発・坂本の投じた真ん中高め144キロの直球を豪快にフルスイング。高々と上がった打球はスタンドに吸い込まれていった。2日の中日戦(神宮)以来となる18号ソロ。心地よく笑顔でダイヤモンドを一周した。
試合前時点で打率・243、53打点、直近5試合では14打数1安打(打率・071)と結果を残せずにいた主将の一発。ベンチも大盛り上がりで、身を乗り出すかのように帰ってきた山田を満面の笑みで迎えた。高津監督もベンチから右拳を突き出して2人でグータッチして喜んだ。
チームは超攻撃的打順を組んだ。3年ぶりに1番で山田がスタメン出場。2番にはサンタナが来日2年目で初めて入った。4番の村上は不動だが、連敗脱出に向けて大幅に打順を入れ替えた。
新打線は機能した。1―1の四回には2試合連続の3番起用だった塩見が13号2ラン。選手それぞれが新たな〝立ち位置〟で連敗を7で阻止した。(森祥太郎)