男子アジア杯・シリア戦で両チーム最多の33得点を挙げ、自信を得たと話す日本代表の須田侑太郎(Zoom画面より) バスケットボール男子アジア杯(インドネシア・ジャカルタ)に出場している日本代表は、1次リーグC組第2戦のシリア戦から一夜明けた16日、オンラインで日本の報道陣に対応。3点シュートを12本中9本決め、両チーム最多33得点を挙げた須田侑太郎(30)=名古屋D=は「自分たちのやるべきことを40分間、しっかりやり切ろうと臨んだ。相手はやったことがないタイプだったが、しっかり戦えた手応えがあった」と振り返った。
世界ランキング38位の日本は、同83位のシリアの守備陣形の裏を突き、序盤から3点シュートを次々と決めて圧倒。最終的には117-56の大勝をおさめた。
全体の3点シュート成功率は51.9%の高さで、中でも須田は驚異の75%。西田優大(23)=三河=が「須田さんが出ているときは打てば入るのではという気持ちで見ていたし、入ったときはお祭り騒ぎで、楽しい雰囲気でできた」というように、チームを盛り上げた。
「(自分の)キャリアを振り返っても、あそこまでシュートを打つこともなかったし、よく入った」と須田。昨年、トム・ホーバス監督が就任して代表に召集された。指揮官から「須田の役割は3点シュートを打つことだと明確にしてもらい、割り切って役割に徹することができていたのが昨日の結果につながった」と振り返った。
「(代表として活動する中で)キッカケが欲しかった。それが昨日のゲーム」といい、「これからは、より自信をもって試合に臨める。自分らしくチャンスがあったらシュートを打ってというところを発揮できれば」。15日の試合が自身のバスケ人生の転換点となると予感している。
2連勝の日本は17日に世界ランキング23位のイランと、C組1位をかけて対戦する。大型でベテラン選手の多い強豪で、これまでの2戦とは全く違う厳しい戦いが予想される。勝てばグループ1位で20日の準々決勝に進出。負ければ同2位で、19日の準々決勝予選をD組3位と戦うことになる。
「2日間休んで準々決勝へ準備できるのは大きい」というホーバス監督は「イランはゆっくりしたペースで戦いたい。ウチは速いペースに持ち込みたい。そこが鍵」と次の試合を予想する。
須田は「臆することなく、ここまで積み上げてきたものを発揮できれば結果もついてくる。しっかりいい準備をして、出だしからやりたいバスケをできれば」と、引き続きの活躍を誓った。