学生生活や趣味、今後の夢を語り合った入江は金メダル獲得直後の会見で、大学卒業後に現役を退く意向を示した。阿部は3年後のパリ五輪で2連覇を目指す。
入江 「努力の方向性さえ間違えなければ夢はかなうと分かった。(競技人生は)金メダルを取れたので90点。残りの10点は、未来の自分に頑張ろうねという感じ」
阿部 「金メダルは取れたので100点をあげたいけど、競技人生は続く。100点を120点、150点にした状況でパリ五輪を迎えたい」
入江 「気まぐれなので心変わりするかもしれないけど、今は就職に向けて頑張っている。ゲーム業界に入りたい」
阿部 「五輪2連覇して、さらに進化できるように歩んでいけたら。将来の夢はここまで自分を育ててくれた柔道に貢献できるように、自分の柔道場や自分の名前の大会を開催することです」
★東京五輪・阿部詩の「金」VTR 7月25日、聖地・日本武道館の畳に上がった。初戦を一本勝ちし、準々決勝と準決勝は技ありで優勢勝ち。ジュニア時代も含めて阿部が海外勢の中で唯一負けたブシャール(フランス)との決勝に進んだ。第1シードに苦戦をしたが、得意の担ぎ技を中心にリズムを作った。延長に入り、宿敵に疲れが見え始めた8分過ぎに抑え込んだ。8分27秒、崩れけさ固めで一本勝ちした。
★東京五輪・入江聖奈の「金」VTR ボクシング女子は2012年ロンドン五輪から採用された。開会式翌日の7月24日にあった1回戦を皮切りに勝ち上がり、8月3日に決勝を迎えた。19年世界選手権女王のペテシオ(フィリピン)に対して武器の左ジャブを軸に攻め、判定勝ち。両国国技館で全5試合を制した。金メダルが確定すると、大好きなカエルのように跳ね、「トノサマガエルになれた」と喜んだ。