バスケットボール男子のBリーグは24日の理事会で、観客収容制限の緩和を承認。「不織布マスク着用」「大声を出さない」ことを条件に、収容率を100%とするとした。
実施は各クラブの判断に委ねられ、早ければ1~2クラブで年内に実施される見通し。実現すれば、国内プロスポーツリーグではプロ野球やサッカー・Jリーグに先駆けて初のケースとなる。
リーグでは産業技術総合研究所(産総研)の協力で、コロナ対策ガイドラインのリスク評価を実施。感染者の観客が不織布マスクを着用し、ワクチン接種済みの選手との距離を1メートル以上開ければ、ガイドラインで想定していたウレタンマスク着用、距離2メートル、接種なしの場合より、選手の感染リスクは7割以上減ると評価した。
また大声が観測されたのは計測時間の1%程度で拍手などによる応援が浸透していること、マスク着用率は試合中95.2%、ハーフタイムでも89.3%と、他のプロスポーツと同程度か少し高いことも分かった。
こうしたことから条件付きの100%収容を承認。マスク非着用の観客のためにクラブが不織布マスクを用意して着用を求めるなど条件を担保する。リーグとしての判断は、緊急事態宣言が再発出されても変わらない。各クラブはチケットの販売状況や、感染状況に基づいて所在自治体と協議をし、実施を判断することになる。
島田慎二チェアマンは「いよいよ満員のお客さまを迎える状況がやってきた。これだけの規模で全国的に興行しているリーグでトライするのは初めてだと思う。強い責任感があるが、今まで通り(ガイドラインに従い)やっていくのが大事」とした。