2017年12月25日には〝公開会見〟の形で札幌ドームに集まったファンに米挑戦を報告したメジャー4年目の今季は、投手で9勝(2敗)、防御率3・18、156奪三振をマーク。打者では終盤まで本塁打王争いを展開し、日本選手最多の46本塁打、100打点、26盗塁を記録した。主な賞だけでも7冠(詳細は別表)に輝く歴史的な活躍を見せてきた。3人の最終候補に残ったMVPも、現行の選考方法となった1931年以降、19人目の満票選出となるかが焦点になるほど、受賞が確実視されている。
そんな注目を証明するように、一選手のものとしては異例の態勢で日本、世界に会見が配信されることが決まった。日本国内ではNHKが生中継(NHK総合で午前10時5分~)。民放各局も情報番組などで随時、そのもようを伝える見込みだ。さらに「ABEMA」などネットでも世界にノーカットで生中継される。
米国での報道も過熱気味だ。スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」は、大谷が今季年俸300万ドル(約3億3000万円)から「プラス79億円」の価値があることを、さまざまな指標から算出。ニューヨーク・タイムズ紙は、エンゼルスのミナシアンGMが電話で来季チーム編成について大谷に相談したことを伝えた。
MVP発表まで4日。歴史的瞬間へ、日本が、全米が、大谷に熱いまなざしを向ける。
■大谷・日本記者クラブでの会見VTR
★2017年11月11日(当時日本ハム) 報道陣約250人、テレビカメラ24台、スチールカメラ40台が集結。グレーのスーツに身を包み、ポスティングシステムを利用したメジャー挑戦を正式表明。ワールドシリーズ制覇について「野球をやっていく最終目標でもある」と決意をにじませた。
★18年11月22日(エンゼルス) 記者312人、テレビカメラ31台と前年を上回る報道陣。投打二刀流の活躍で新人王を獲得したシーズンの〝凱旋会見〟に、ベルベット地の濃紺スーツで臨んだ。右肘手術の影響で打者に専念する19年へ「ポストシーズンに行きたいというのは今年一年で強くなっている。そこを目指したい」と意欲を示した。