阪神・及川雅貴阪神・岩崎優阪神・矢野燿大監督ひとつも落とせない短期決戦で白星をもぎ取るべく、ブルペンに3人目の左腕を置く。阪神・矢野監督は、巨人とのCSファーストステージで、伊藤将を中継ぎ待機させる方針を明かした。
■矢野監督、投手力で守り抜く
「(巨人との)3戦に関しては、(伊藤)将司は中(継ぎ)に入れようかなと思ってます」
強力投手陣で守り抜くのが矢野阪神のスタイル。破壊力で勝る巨人打線を封じるために、中継ぎ陣に厚みを持たせる。岩崎と高卒2年目の及川に加え、伊藤将をリリーフに回すことでより鉄壁なブルペンを形成する。
伊藤将は開幕から先発ローテを守り、10勝をマーク。さらに10月13日の巨人戦(東京ドーム)ではプロ初の中継ぎ登板を経験し、3回1安打無失点に抑えた。先発した巨人戦は4試合で1勝3敗、防御率5・25と数字はよくないが、短いイニングなら頼りになる。1点がモノを言う重要な展開で救援としてマウンドに送り出したいというのが首脳陣の総意だった。
■伊藤将「一発勝負…しっかり準備」
トリプル救援左腕は当面、ファーストステージでのスペシャルシフトとなる見込みだが、サウスポーを増やすのはメリットがある。今季、巨人打線は右投手に対して打率・251だが、左投手には同・224。阪神の左腕には同・188と苦戦しているからだ。
この日はキャッチボールなどで調整した伊藤将。10月31日にフェニックス・リーグのDeNA戦(アイビー)に登板したときには、CSに向け「一発勝負の対決なので、しっかり準備してやっていきたい」と語っていた。巨人攻略、そして日本一を目指し、矢野虎が強固な布陣を用意する。(織原祥平)