(セ・リーグ、巨人3-4阪神、22回戦、阪神11勝9敗2分、26日、東京D)虎党の頭をよぎった一抹の不安を剛球が吹き飛ばした。九回はスアレスが圧巻の3人斬りだ。
「このシリーズを2勝1分で終えれたことはチームにとって大きいし、最後を締めることができてよかったよ」
4―1で終わるかと思ったら岩崎が八回に2失点。風雲急を告げる九回のマウンドに登場した。先頭・丸を158キロで空振り三振に仕留めると、代打・八百板は外角低めに158キロをズドン! 最後は若林を左邪飛に抑え、登板3試合ぶりの34セーブをマークした。
23日の中日戦(バンテリンドーム)は2点差を守り切れず今季初のセーブ機会で失敗。同点で登板した24日の第1戦は1死満塁を辛くも無失点と、不安定な内容が続いていた。それでも矢野監督は「全部を任せて、全部を受け止める気持ちで送り出している」と信頼は揺るがなかった。
期待に満点快投で応えたスアレスは「これからも目の前の試合でベストを尽くしていくだけだね」。これぞ守護神だ。