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楽天D6・滝中、うれしくやしプロ1勝 完封あと1人で降板

滝中がプロ初勝利。右手のウイニングボールは父、それとも母へ? (撮影・長尾みなみ)
9回二死で降板となり、悔しげな表情を見せる楽天・滝中=楽天生命パーク宮城(撮影・長尾みなみ)
楽天・滝中=楽天生命パーク宮城(撮影・長尾みなみ)

 (パ・リーグ、楽天8-2西武、11日、19回戦、西武10勝8敗1分、楽天生命)待望の初勝利だ! 楽天のドラフト6位・滝中瞭太投手(25)=ホンダ鈴鹿=が西武打線を相手に8回2/3を5安打2失点。惜しくも完封は逃したが、快投でプロ1勝目を手にした。

 「うれしい気持ちと、最後まで投げ切れなかった悔しさもあります」

 完封目前の九回2死二、三塁。フルカウントからメヒアとの勝負に選択したのはカーブだった。やや甘く入った変化球を左翼線に運ばれ、2失点で交代。雨中の熱投129球に本拠地のスタンドからは大きな拍手が送られた。

 最速145キロの直球と多彩な変化球を駆使し、強力打線から8三振を奪った。「直球を丁寧に投げられた。カーブが一番よくて助けてくれた」と四回までパーフェクト。テンポよく投げて、味方打線をリズムに乗せた。

 滋賀出身の右腕。4試合目の先発でつかんだウイニングボールの行き先は思案中だ。冗談交じりに「うちの両親が、どちらの棺おけに入れるか、けんかになってしまう。両方に仲良く入れられるように、2つ目がほしい」と鼻息を荒くした。

 プロ初登板となった9月19日のソフトバンク戦では六回途中まで1失点に抑えた。結果を残し続けるルーキーを三木監督は「素晴らしい投球でした。いうことなしです」とたたえた。

 クライマックスシリーズ圏内の2位・ロッテとは5ゲーム差。新戦力の力で、逆襲に転じる。(広岡浩二)

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