ヤクルトが、来季2軍監督として球団OBの池山隆寛氏(53)の招聘(しょうへい)を検討していることが26日、分かった。来季1軍監督として高津臣吾2軍監督(50)の就任が決定的となる中、現役時代の実績と豊富な指導経験を持つ池山氏に白羽の矢が立った。1軍投手コーチには米大リーグ、ドジャースなどで活躍した斎藤隆氏(49)の外部招聘を検討していることが判明。ヘッドコーチは宮出隆自1軍打撃コーチ(42)の昇格が有力になっている。
経験、実績を兼ね備える元スラッガーが、2軍監督として帰還する。ロッテ戦(戸田)に2-1でサヨナラ勝ちし、イースタン・リーグの全日程を終えたこの日、ヤクルトが来季2軍監督として池山氏の招聘を検討していることが明らかになった。
現役時代は豪快なフルスイングで通算304本塁打を放ち「ブンブン丸」の愛称で絶大な人気を誇った池山氏。野村克也監督のもと、来季1軍監督就任が決定的な高津2軍監督と1990年代のヤクルト黄金期を支えた。
引退後は2006年から野村監督のもとで楽天1軍打撃コーチを務め、11年からはヤクルトに復帰して1軍打撃コーチ、2軍野手総合コーチなどを歴任。その後、楽天で2軍監督を務めるなど、豊富な指導経験を誇る。
小川監督の退任が決まり、高津氏の1軍監督就任で空位となる2軍監督として今回、白羽の矢が立った。古巣への愛情は強く、復帰すれば15年以来、5年ぶりとなる。
最大の課題となる投手陣の再建に向けて、斎藤氏の入閣を検討していることも判明した。セ・リーグ最下位が決まった今季、654得点はリーグ2位だった一方で738失点、防御率4・81はいずれも12球団ワーストを記録した。