前節の磐田戦に続き、相手の終盤の猛攻に耐えきれず勝ちを取りこぼした。この日のチーム全体の走行距離は名古屋より約6キロ少なく、数字上も走り負け。ロシアW杯日本代表GK東口は「キャンプから走り込んでないし、W杯の中断期間も走ってないみたい。そのチームの差は出る。ツケが回ってくると思う」と指揮官と同じ問題点を指摘。クルピ前監督のトレーニングは実戦形式のゲームばかりで、基礎体力の強化はおろそかにされてきた。夏場に週2試合のハードスケジュールで、前監督の負の遺産が表面化。立て直しを任された宮本監督にとっては頭が痛い。
鳥栖が勝ったため、J2自動降格圏の17位に後退。消化が1試合少ない名古屋とは勝ち点1差に迫られた。
東口は「ダメージはでかいけど、あとは何を信じるか。下を向かへんようにどうにかもがいていくしかない」と懸命に前を向いた。宮本ガンバの暗中模索は続く。 (大石豊佳)
「どこが相手でも一緒だと思うし、下を見るよりも上のチームを倒すことが重要になってくる」