15年の感謝を込め、約6000人のファンに手を振り続けた。頬を伝うものはない。朝夏が笑顔で大劇場を後にした。
「無事に大劇場を卒業することができました!」
終演後のパレード。白と紫色のペンライトが振られる中、本拠地に集まったファンに報告した。用意してくれた「宙組の太陽 まぁさま大好き」の横断幕にも感激のようすだった。
宝塚のシンボル、大階段は男役の正装である黒燕尾(えんび)姿で降り、同期で星組トップスターの紅ゆずるから花束を受け取った。その後のカーテンコールは5回を数え、「もうこの言葉しかありません。幸せです! 本当に感謝してもし尽くせません」と何度も何度も感謝を伝え、ラストには「みなさんからいただいた感謝をお返しに」と投げキスをプレゼント。悲鳴にも似た歓声が上がった。