そんな、思いを体現するように、会場から数キロ離れた京セラドームでナインが奮起した。1-2の六回には期待の駿太が同点に追いつく押し出し四球を選び、逆転勝利に貢献。一回には不動の4番を担うロメロが左膝痛から復帰後、初タイムリーだ。
総帥もR砲が帰還してから、上昇気流に乗っていることに触れ、「すごい打者が1人いないとだめ。投手が嫌なんでしょうね」とうなずいた。一方で、腰痛でリハビリに励む若き大砲の吉田正には「しっかり治してきてもらいたい。無理をして出てくると、ろくなことがない」と万全の状態での1軍昇格を願った。
「シーズン長いから、まだまだわからんよ。いままで5月に(シーズンが)終わっていたけど。これから勝ちます」
そう言って、力強く会見を締めた。チームは4連勝で対ヤクルト戦も7連勝。楽天と並び、交流戦首位に立った。シーズンはまだ94試合を残す。勝負はこれから、だ。 (小松真也)
「去年はよくなかったが、今年はいいスタートを切れた」