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阪神D1・大山、ボルト感電!?秋本氏「陸上選手に近い走り方」

大山は秋本氏も称賛の走り方でもっと速くなれる!(撮影・安部光翁)
前夜は五輪王者ウサイン・ボルトの映像を参考に走り方の研修を受けた
練習に臨む(左から)阪神・大山、長坂、藤谷=鳴尾浜球場(撮影・村本聡)

 速くなれる! 阪神のドラフト1位・大山悠輔内野手(22)=白鴎大=が20日、新人合同自主トレで男子200メートルハードルでアジア最高記録保持者の秋本真吾氏(34)に初指導を受けた。右の大砲候補ながら、俊足になる素質の持ち主であることが判明。五輪陸上で3連覇を果たしたウサイン・ボルト(30)=ジャマイカ=からも学び、足でも魅せる。


 速くなれるポテンシャルの持ち主だ。秋本氏の初チェックのもと、雨がぱらつく鳴尾浜で大山が30メートル走で4秒20を記録。D5位・糸原健斗内野手(JX-ENEOS=4秒13)には及ばないものの、新人トップクラスの数値に、うなずいた。

 「秋本先生の話もわかりやすかったですし、いい1日になったと思います。打って守って走ってというすべてで貢献したいが、隙を突いた走塁、盗塁もある。いかしていきたいですね」

 午前中の新人合同自主トレの疲れもみせずに健脚を披露した大山について、同氏は舌を巻いた。

 「大山さんと糸原さんはすごくいいですね。MVPはこの2人かな。大山さんは特にびっくりしました。陸上選手に近い体の使い方。何かコツをつかんだんじゃないかと思いました。(30メートル)3秒台は全然、楽勝に行くと思います」

 阪神の昨秋練習での同距離走では、俊足でならす上本が3秒88を計時。それから比べればズバ抜けた数字ではないが、すぐにその境地に到達できる-と太鼓判を押した。


 昨季の阪神はセ・リーグワーストの59盗塁。機動力不足を解消すべく、秋本氏が昨秋キャンプで臨時コーチを務め、効率のよい走り方を教えた。前日19日も鳴尾浜を訪れて走塁強化の講義。速く走るモデルケースの一人として紹介したのが人類最速の男、陸上短距離で五輪3連覇のウサイン・ボルトだった。大山は脳裏にインプットし、イメージを膨らませていた。

 「体格は違いますが、ボルトが速い理由を計算式で説明してもらいました。これまでも動画をみることでイメージトレーニングしてきました。1つ1つ、勉強していこうと思います」

 歩幅、足の回転数をもとに、秋本氏に理論的に解説してもらった。理由がわかれば、実践へのハードルも大きく下がる。

 「今までとは投手のクイック、肩の強さは比べものにならないだろうけど、なにかひとつでも貢献したい。意識してやっていきたいです」

 大きなホームランを打ち、好守を披露するだけではない。走る大砲が、足でも貢献する。 (新里公章)

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