台北市の中心部に位置する最高級ホテルの、天井にシャンデリアが輝く宴会場に設けられた会見場。巨人・堤辰佳ゼネラルマネジャー(GM)とともに登壇した陽岱鋼は台湾語であいさつした。
「読売ジャイアンツの一員の陽岱鋼です。来年はもっと素晴らしい成績を残せるよう、台湾のみなさんも期待してください」
質疑応答も台湾語で行われ、日本メディアのために通訳が入った。国民的人気を誇るスターの会見とあって、テレビカメラは25台。地上波の民間全民電視公司をはじめ、スポーツ専門チャンネル「FOX」やケーブルテレビが会見開始の午前11時(日本時間正午)から一斉に生中継し、スポーツ紙「アップルデイリー」はスマートフォン用アプリで映像を生配信した。
台湾4大紙の一つ、聯合報の記者は「台湾では王建民(前米大リーグ、ロイヤルズ)に次ぐ人気がある」と説明。「日本に住む台湾人はもともと巨人ファンが多く、今後は台湾からも東京へ応援に行くファンが増えるだろう」と予想する。